macのOSアップデートでsierraにしてから,karabinerが動作しなくなったため代替としてkarabiner-elementsを使ってcommand単体で押したら英数キーとして反応するように設定していたのだが,karabiner-elementsを0.91.5にアップデートしたら効かなくなってしまった.
元々は~/.config/karabiner/karabiner.json
に以下のような設定を書いて動作させていた.
{
"profiles": [
{
"complex_modifications": {
"parameters": {
"basic.to_if_alone_timeout_milliseconds": 1000
},
"rules": []
},
"devices": [],
"name": "Default profile",
"one_to_many_mappings": {},
"selected": true,
"simple_modifications": {
"caps_lock": "left_control",
"left_command": "left_command",
"right_command": "right_command"
},
"standalone_keys": {
"left_command": "japanese_eisuu",
"right_command": "japanese_kana"
},
"virtual_hid_keyboard": {
"caps_lock_delay_milliseconds": 0,
"keyboard_type": "ansi",
"standalone_keys_delay_milliseconds": 200
}
}
]
}
ここのstandalone_keysという設定でcommandの挙動を変更できていたので快適に使えていたのだが上述の通りkarabiner-elementsをアップデートしたところいくら押しても入力ソースが切り替わらないという問題が発生.日本語打つ人にとって入力ソースをスムーズに切り替えられないのは死活問題.困った.
解決策
karabiner-elementsのリポジトリのissueに同様の報告が上げられていた. 0.91.5にアップデートしたらstandalone_keysが効かなくなった #802
Preferences→Complex Modifications→Add rule→Import more rules from the Internet (open a web browser)の順に進み,Karabiner-Elements complex_modifications rulesのページを開く. 下の方にFor Japaneseというセクションがあるので,そこのImportのボタンを押して設定をインポートする.
するとCommand単体で押したときに英数/かなキーを送信する設定がダウンロードされるので,Enableのボタンを押して設定を有効にする.(左コマンドは英数,右コマンドはかなに対応している)
これで,今まで通り左右のコマンドキーで入力ソースの切り替えができるようになった. 一安心.